〜静かに根を張る一年を振り返って〜
一年の締めくくりに、空気が澄み、心も自然と内側へ向かう季節となりました。
今年も一年、ホリスティックハーバルセラピー協会の活動に、あたたかなご理解とご支援をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
この協会は、
人を BODY(からだ)・MIND(こころ)・SPIRIT(いのち)
命まるごとの存在として捉える、ホリスティックな考え方を大切にしています。
自然治癒力を癒しの原点に、日々の暮らしの中で無理なく活かしていく。
そのための知識や視点を、皆さんと分かち合ってきました。
病や不調も、ただ急いで取り除くものとしてではなく、
「いま、何を伝えようとしているのだろう」と、少し立ち止まって感じてみる。
そこから、自分らしい生き方や心身のバランスを見つめ直すきっかけが生まれることもあります。
そうした過程そのものが、静かに意味を持っていくのだと思っています。
効率やスピードが重視される時代の中で、
からだやこころ、いのちの声にそっと耳を傾ける時間は、
決して派手ではありません。
けれどそれは、本来の自分へと静かに戻っていく、とても自然な営みです。
この協会が何かをがんばるための場所ではなく、
日常のどこかで
「ああ、そうだったな」と思い出してもらえるような、
アロマやハーブ、植物の力を通して、
心とからだの軸をそっと整える存在であったら――
そんな在り方を大切にしながら、この場は育ってきました。
アロマの香りに深呼吸したり、
ハーブや薬膳を日々の食やお茶に取り入れたり、
バッチフラワーのように、こころの状態にそっと目を向けてみたり。
植物療法は、特別なものではなく、
暮らしの中で自分を整えるための、やさしい選択肢のひとつです。
この一年、会員の皆さまが積み重ねてこられた
そうした小さな実践のひとつひとつが、
心身の健康を育てる確かな歩みだったのだと思います。
その道の途中で、協会の考え方や学びが、
ほんの少しでも支えになっていたのだとしたら、
これ以上うれしいことはありません。
来年も、どうぞご自身のペースで。
無理なく、やさしく、
植物の力を味方にしながら、
それぞれの暮らしの中で、心身の健やかさを育てていってください。
一年間、本当にありがとうございました。
一般社団法人ホリスティックハーバルセラピー協会
代表 吉田のり子